先日工事させていただいた火災受信機バッテリーの交換工事についてご紹介いたします。 消防設備のほとんどのものは、形こそ違いますが、停電時等に設備が最低限動作できる非常用の電源(蓄電池)を保有しています。 当然ながら設備の性質上なくてはならないものといえます。...
先日工事させていただいた火災通報装置の交換工事についてご紹介いたします。 火災通報装置は、火災が発生した場合に専用通報装置を操作することにより、電話回線を使用して消防機関へ自動的に通報するとともに、通話を行うことができる装置のことです。 今回は雷の影響を受けたと思われる故障の為、交換させていただくことになりました。
先日のブログでも少々触れさせて頂きました、火災通報装置と自動火災報知設備(以下 自火報) の連動工事に伺って参りましたのでご紹介させて頂きます。
胎内市で旅館業のお客様からご相談を受け、外に乾燥機室を作り消防署に感知器の設置が必要と指導されたのでお客様は住宅用火災警報器を設置しました。しかし、この乾燥機室は旅館の増築工事にあたり住宅用火災警報器では法的にNGとなります。
自動火災報知設備の設置義務のある建物に感知器の増設工事または設置工事は有資格者による取付工事が必要となります。今回の工事では1個の増設工事ですが、消防署へ設置届を作成して提出しなければなりません。
以前は、300㎡より自動火災報知設備の設置が必要な建物でしたが、平成19年1月20日の兵庫県宝塚市のカラオケボックスで発生した火災を受け、人命危険性の大きいカラオケボックス等の施設に対する防火安全対策の強化を図るため、消防用設備等の設置基準等の見直しを行うため消防法施行令等の改正を行いました。
現行法では、消防法施行令別表第一(2)項ニ、(16の2)項カラオケボックス、漫画喫茶、複合カフェ、テレフォンクラブ、個室ビデオ等に掲げる防火対象物の部分で、(2)項ニの用途に供されるものについては、規
模に関係なく自動火災報知設備の設置義務があります。
長年懇意にしていただいているお客様(電気屋さん)からのお声掛けで、とある施設にお邪魔いたしました。 火災受信機の蓄電池不良とのことで調査に伺ったところ、かなり年季の入った防災盤にご対面となりました。
事務所内の感知器が劣化して交換させて頂きました。感知器の寿命は、日本火災報知機工業会において正常な機能維持のため、自動火災報知設備の感知器の交換推奨年数を10年または15年(感知器の種類により異なります)と設定しています。弊社では、定期点検時に異常の見つかった感知器は交換をお願いしております。
今回、大型消火器の車輪の交換・誘導灯のバッテリー交換・誘導灯の交換・感知器の交換をご紹介させて頂きました。定期点検時に見つかる不良個所は早期改修をお勧めしております。
消防設備関係の検査は、設置工事完了後4日以内に消防設備等(特殊消防用設備等)設置届出書を提出し、適合検査を消防機関立ち合いのもとに実施します。私たち消防設備士はこの検査が無事に完了すると達成感を感じます。今回の工事は厳しい現場でしたが、指摘事項や問題点も無く無事に検査済証発行に至りました。
現場ではお部屋に入ると驚くほどの湿気がありました。宿泊のお客様が喉の保護なのか?浴室の扉を開けたまま長時間お湯を注いでいたので天井面まで水滴が付いた状態でした。
※こちらの写真は後日交換に伺った時の写真です。
お部屋の中に設置してある煙感知器の中身は電子部品で構成されているので水分には弱いです。多少の蒸気であれば耐えうるのですが、天井面がびっしりと水滴を帯びている程となると交換しないと再度誤作動を起こしたり、または逆に不作動になることがあります。
フラット型表示灯発信機です!
工事は順調に終わりました。表示灯の出っ張りも無くなり、表示灯と発信機は一体となり壁から突出しないデザインです。設置してみるととにかく従来品と比較すると明るいので発信機があることが一目瞭然です。
今回の工事の参考価格を掲載致しますのでご参照願います。