先日、差動式分布型感知器(空気管)が発報したとの連絡を受け調査にお伺いしました。気温がそれほど高いという訳でもなく、結露や湿気が多い場所でもなく現場に到着するまで誤報なのか?推測出来ませんでした。しかし、現場に到着すると工場内は粉塵が多く発生していました。(これが原因なのだろうか?)調査させて頂きました。
工場内は細かい粉塵が舞う状況で、検出器のリークへ粉塵が詰まっている状態になっていました。対策として只交換工事を実施しても同じ状態になってしまいますので、機器収納箱を防水・防雨型に変更し、隙間を塞いで粉塵の侵入をシャットアウトすることを提案すると了承を頂き工事に着手させて頂きました。
まず、機器収容箱内にある機器を全て撤去して、収容箱を交換します。こちらの機器収容箱は防水・防雨型です。検出器も全て交換して作動テストを行い作業は完了となりました。
誤報が発生した際の注意点として新しい感知器に交換したとしても設置状況の確認や適応性を検討しないとまた同じような状態となることが懸念されます。環境に適合した施工方法の検討が大切です。
下記へ今回の参考価格を掲載しております。(誤報調査費も含んでおります)