自動火災報知設備について、消防点検会社エフ・ピーアイがお伝えします。
今回は、自動火災報知設備の感知器増設について触れさせていただこうと思います。
市内某所にある事務所ビル様へ感知器の増設工事にお伺い致しました。
増設をご提案させていただいた部分は、暖房便座が使用されているトイレであります。
増設前の状況です。天井に点検口がついている為、作業が格段に進め易くなります。
隣の部屋から配線を引き、感知器を取り付ける場所にケーブルを落とし込んだ状態です。
感知器増設完了です。
トイレについては感知器の設置を要しない場所とされていますが、平成19年4月の「温水洗浄便座からの発煙・発火事故」等の報道を受け(新潟市でも事例あり)、便座等のヒーターを内蔵した機器が設置されている場合は感知器の設置が指導されることになりました。
こちらの指導は新築の建物には当然適用されますが、改修工事等の際にもあわせて行わなければいけないものとなっています。(新潟市消防設備等運用指針より)
トイレの改修工事等を行う際は、工事業者さんに是非一度お確かめ下さい。
そして、工事業者さんがお困りの場合は、お気軽に弊社へお声掛け下さい。
以上、自動火災報知設備の感知器増設についてお伝え致しました。